バキマイストーリー

自分の人生を振り返りながら、苦しかった事、辛かった事、嬉しかった事と向き合って綴って行きたいです。

狂い出した歯車⚙️SEXワーカーの兆し

それでも俺が見ている世界は何一つ変わらない、相変わらず学校の大人達は僕に対し軽蔑の視線で問題児扱いをするだけで、何が起きているか何て誰1人聞いてこなかった。

家でも父は支配的で暴力は絶えない、

兄も母に対しての態度は変わらない、

あの時たった一言、誰でも良かった。

『大丈夫?」と聞いて欲しかった、

何かあったのか?もう心配いらないよって守って欲しかった、この苦しい世界から救い出して欲しかった、

変わって行くのは俺の中だけだった。

海堂との一件があってから俺の世界観はガラッと変わってしまった。

感情面は今までにないくらいドキドキする気持ちが芽生えるようになったし、好きな相手が誰かと話している事に嫉妬をするようにもなった。

行動面では、直ぐにペニスが勃起するし毎日の様に自慰行為をしたり毎日の様に求めて来る海堂の性欲求の解消をする様になった。

4年生に上がる頃には沢山の友人が出来た。

中でも今も付き合いが長い七瀬と斉藤は今でも親友と呼べる仲である。

しかしながら、、海堂の性の探究心はドンドン深まって行く(今思えば俺が答えるから助長させていたのだろうか?いや、そんな筈はない、、後から聞いた話、彼の犠牲になったのは俺以外でも女子達も沢山いた様だった。でもきっと、海堂とは俺が1番早くて長い関係だったと思う。

この年頃になると、友達の家でお泊まりをする様になったり、うちに泊まりに来る様になったりした。

大概、海堂も一緒だった。

海堂は、3人で寝る時に必ず俺を巻き込んで3pをしようとする。(俺はいつもそんな海堂が嫌で仕方なかった)

俺と海堂で挟む様にして、そのもう1人のペニスを勃起させ俺に触らせようとする。

本当に恥ずかしくて嫌だった。、2人きりで海堂の性の処理をするなら全然慣れてしまったのだけど。

奴は俺のペニスを触らなくなった(と言うのも俺が触らせたくなかった、俺は初めてのオーガズムの時に敏感になり過ぎて自分のを触られるのがくすぐったくて恥ずかしくて嫌だった。

それを海堂は察してくれたのか、自分のだけをして欲しそうにする様になったのだ。

ある、学校での泊まりキャンプの日の夜。

皆んなで雑魚寝しているのにも関わらず海堂がゴソゴソと俺の布団の中に入って来て抜いて欲しそうにしていた。

俺が『ここじゃ駄目だよ』と言うと、『トイレへ行こう』と言う、トイレへ行くなら怪しまれないかと思い2人でトイレへ向かった。

個室に入ると鍵をかけ、海堂は俺を後ろ向きにし壁に押し付けズボンを荒々しく下ろす、、すると俺のお尻の谷間に奴の太いペニスを押し擦り付けて来た。、(な!?こいつ、何処でこんな事を覚えたんだ)と思っていると、奴のピストンが激しくなり我慢汁で俺のお尻の谷間はグチャグチャになっていた。

俺は音が聞かれて先生に気づかれたらどうしようって思いながら、、恥ずかしながら『海堂、、はやく』と言うと、そのシチュエーションで上がったのか奴は俺の背中に大量の精液を撒き散らした。

凄く恥ずかしくて、ドキドキして、海堂をとりあえずトイレから追い出したと思う。、自分で背中の性液を拭き取りながら、俺はその後1人個室で自慰行為を始めた。

残念な事に海堂に対して恋としての好きだと言う感情はなかった、大人の男性や同じクラスの好きな男子生徒の事を考えながら自分は果てたのだ。

海堂からは求められるから答えているだけだった。相変わらず口下手で奥手なので海堂のそれが無かったら誰かに求められる事なんてないだろうって思っていたから、

今思うとこの経験が後のSEXワーカーとしての片鱗を見せ、お客様の性的欲求を解消する手立てになったのかもしれない。

俺は人に求められる事への興奮と、相手を満足させる事への快感をこの時に知ってしまったんだ。